11月30日(金)冷たい雨ですね・・・。
一雨ごとにぐっと寒くなってきていますね。明日から12月ですし!
今日は晴れの予報だったはずですが、冷たい霧雨がしとしと降り続いております。逆に昨日は、一日雨の予報だったのに、ほとんど降らず。な~んかはずれっぱなしです。
塀で見つけた大きなカマキリですが、この寒さの為か頭をつついても全く動きません。しばらく後に見たら、やっぱりこのまま。もしかして亡骸?
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~組曲「王宮の花火の音楽」について~
ドイツとイギリスで活躍したバロック時代の大作曲家ヘンデルは、同年生まれの大バッハの峻厳な音楽性に較べると外面的な華やかさに特徴があります。管弦楽曲の代表作「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」はいずれも野外で行われた大規模な催しで演奏する為に作曲されたものだそうです。(ヘンデルのCDではほとんどこの2曲が一緒に収められているようです。nekoさんのCDでも、私のCDでもそうです!)
1740年から48年続いたオーストラリア継承戦争は、ハプスブルグ家の領土問題にプロイセン、フランス、スペインが干渉した国際紛争でしたが、そのさなかにイギリスも殖民地問題からフランスと戦端を開いていました。この一連の戦争が終結しアーヘン条約が締結されたのを記念してロンドンで企画された祝賀行事のひとつが、グリーン・パークで催された花火大会でした。その音楽を依頼されたのがすでにこの国で36年も活躍してきたヘンデル(1685-1759)で、彼はきわめて短期間でこの「王宮の花火の音楽」を作曲したと伝えられています。野外で群衆を前にして花火の音に負けないように演奏するため金管楽器を多数用いた大編成だったことが想像されます。(DECCA BEST100 ヘンデルより)
<第2曲 ブーレ> オーボエ・弦・通奏低音のみによるやや急速な舞曲。
<第4曲 歓喜> 全合奏による高らかな歓喜の調べ。
<第5曲 メヌエットとトリオ> ニ長調のメヌエットに次いでニ短調のトリオが編成を変えて室内楽的に奏され、全合奏のメヌエットで華やかに曲を閉じます。
ひまわりでは第2・4・5曲を演奏します。全体的に早い!という印象です。CDを聴いてみたい方は、K子さんかA立まで・・・。
《訂正》
※前回のブログで、メヌエットⅡの最後の2小節をテミオラと記しましたが、ヘミオラの間違いでした。(メヌエットⅠの箇所ではちゃんとそう書いていたのですが・・・。)sajimaki様から指摘していただきました。ありがとうございました。訂正してお詫び申し上げます。
=追伸=
今夜の“ぐるナイ世界のNo.1ゴチ!”を何となく見ていたら、フランス料理を食べている場面で、「王宮の花火の音楽」より「La Rejouissance」(ラ・ルジュイサーンス)が流れていました!!そういえば、こういう場面ではよく流されている曲ですよね?
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