2月の2回目の練習日程が決まりました。
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2月10日(日)戸塚多目的スペース(大)
「笛の仲間たちコンサート」前日です。
ドキドキ…
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新しい楽譜をいただいて、次の練習日まで間が空きますね。
パートも確定して集中してあと1週間練習ができます。
せっかく新曲を始めるにあたって、まず原曲を聞いてみてくださいね♪
どんな曲なのか、しっかり覚えて、自分のパートの働きも理解しましょう。
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オーケストラの団員がオーケストラ(アンサンブル)を合わせるにはどうしたらいいのか?を書いていて、「お、なるほど!」と思いましたので紹介します。
学生の頃に吹奏楽やブラスバンドを経験された方には「今さら」なことですが、もう一度再確認していただいて、楽器が初めての方はアンサンブルで合わせるために必要なことですので参考になさってくださいね。
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①まず、どんな楽曲か事前に理解すること。「脳みそ」
自分のパートだけ知っていてもそれは曲を理解することにはなりません。
曲を知ることは、
・今、ここでメロディを弾いている(吹いている)のはどのパートだろう?
・どんなメロディが乗っているのだろう?
・他に刻んでいるパートはいるだろうか?
・リズムやベースとなる音を弾いている(吹いている)パートは?
・逆に自分がメロディを弾いている(吹いている)時に、誰が・どんな伴奏・どんな対旋律を弾いている(吹いている)のか
これらを知っておかないと、勝手にオーケストラ全体の動きから外れてしまうことがあります。
だから、音源を聴いたり動画を見たり、スコアを読んだりするのです。
もちろん、作曲家や作品の背景も知っておかないといけません。
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②周りの音に常にアンテナを張っている「耳」
オーケストラ(アンサンブル)は常に周りの音を「聴きながら」演奏することが肝心です。
「聴いてから」ではありません。聴いてからでは絶望的に遅いので、聴きながら・予測しながら弾いている(吹いている)のです。
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③指揮者・周囲の動きにもアンテナを張っている「目」
正直、「目」だけでもオーケストラ(アンサンブル)は出来ます。
きちんとした演奏者が、きちんとした耳を持っていれば、それだけでじゅうぶん「あわせ」は出来てしまう。しかし限界があります。
座る位置によって聞こえる音の時差もあります。ここでオーケストラがヒントにするのはコンサートマスターの弓の動きなのだそうです。
弓を持ったコンマスのいないフルートアンサンブルでは、やはり指揮者の存在が全てです。
指揮者の存在は、もちろんアンサンブルを合わせるためでもあるのですが、指揮者の影響はそれだけではない。
理屈ではなく、その振り方・人柄・雰囲気・立ち居振る舞い、すべてでオーケストラは変わってしまいます。
「次はこうなるよ」
「ちょっと大きすぎるよ」
「ここで入るよ」
「優しく」
など、様々な情報を発信しています。
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互いに「耳」「目」「脳みそ」を使って予測し合う演奏者たち。
そんな彼らをうま〜くてのひらで転がして、気持ちよく弾かせてあげて(吹かせてあげて)自分がの思い通りに事を進めている、、、それが指揮者だとこの人はいっています。
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①②の事は、いつも先生が仰っている事です。
そして、③もいつも先生が発信してくださっています。
「聴く」「見る」「予測する」ことをあらためて意識してみると、ただ譜面に集中して吹いているのとは全く違った、アンサンブルの世界が広がるのではないでしょうか?
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